カナダで始めた歯列矯正

2002/5/17 そばを前歯でかみちぎるために

前回の調整から1ヶ月すぎると、だいぶ前歯同士がいい位置に動いてきていた。しかし、右下の八重歯が少し高く、上の歯とぶつかり、そのせいで右の上下の前歯にはまだ隙間があった。つまりうどん、そば関係ものはまだ噛み切れないということ。いつものヤスリ攻撃の後(まだフロスがちょっとだけ毛羽立つの)、そのことを先生に伝える。
「そーねー、前歯、ちょーっとあたってるね。最初、下のブラケットを少し削りますねぇ。」
そして下の前歯二箇所のブラケットを削る。しかしだんだん削るところがなくなっていく。そこで上の前歯そのものを削る。え?歯を削るの?ご安心を。この前歯、カナダで付け足したニセの歯。長さ調節のために1_くらいプラスチックの歯を付け足したもの。結局自然のままがよかったのかなぁ・・・。ま、とにかくブラケットに歯がぶつからないようにしてもらった。そして下の八重歯。ここが上の歯とぶつかっている。
「そうね、少し高いね。じゃあ、長さそろえましょう。」
そういって、この八重歯のブラケットを取るよう、衛生士さんになんやら言っている。
「はーい、それではここのブラケット、取りますね。ちょっと衝撃がありますが我慢してくださいね。」
「・・・・はい。」
そう、ブラケットを取る痛みはMarty、知っている。はうっ、という間に取れた。接着剤を丁寧に取り、下準備完了。そこへ先生登場。八重歯の上のほうにブラケットをつける。どうやらこういう大切なところは先生自ら手をかけるようだ。
「はい、できました。今日痛いかもヨ。」

ゴムかけ右 ゴム付中央 ゴムかけ左

右から

ニセ前歯をちょっと削りました。

左から

…確かにその数時間後、ずんずんとした痛みが八重歯を中心にやってきた。家に帰って鏡をみてびっくり。写真ではもうすでにワイヤーがまっすぐになっているが、歯科医を出たときにはワイヤーは_/\_こんな風な山型だったのよ。すっかり動いてしまっており、当たっていた八重歯も違和感なくなっていた。次もまた1ヶ月後。

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2002/ 6/14 やったー!決勝トーナメントだぁ

なにかと社会的イベント?がかさなるMartyの調整日。今日はまた、ワールドカップの日本VSチュニジア戦の日だった。今日ほど渋谷に行きたくない日はない。あのハチ公前がどんでもないことになってるんじゃないか、とヒヤヒヤものだった。Martyの今日の調整時間は、キックオフと同じ3:30。早めに家を出た。最寄り駅につくと、いるいる。代表のユニホームを着た12番目の選手たちが。たまたまそばで電車を待っていると、彼らは一生懸命サッカーの話をしている。どうやら彼らは国立競技場へ行くようだ。前回も行ったらしい。1人は今回初めてのようで、片方が一生懸命力説している。
A : 「・・・・・だからよ、日本人全員が友達みてぇなんだぜ。すげぇよ、あれは。それに今日、オレ、3−1で日本が勝つ夢見たんだよ。エキサイトしてくるぜ。1位通過ならトルコだぜ。でも優勝はできねぇだろうなぁ。ベスト8じゃねぇ?」
B : 「でも今日すげぇだろうな。死人がでるんじゃねぇ?死人がでたらやばくない?日本人がフーリガンだよ。」
・・・・そう、そうなのだ。だから渋谷に行きたくないのだ。でも調整したい。・・・・ん?待てよ。キックオフと同時なら逆に込んでないはず。みんなテレビを見てるもんね。そのスキに移動すればいいんだ。そうするうちに、渋谷に到着。ハチ公前に出る。
どこもかしこもブルーのユニホーム。すんごいね。みんな、交差点の大画面を見にきたのだ。負けず劣らず、警察官の姿も多いこと。ハチ公前の交番には数え切れないほどのおまわりさんがたむろしている。するとなにやら放送が聞こえてきた。
「・・・ですから、本日、こちらの大画面では放送いたしません。・・・・」
ホッ。最悪の事態にはならなさそうだわ。逆にいつもより人が少なく感じられた。さて、調整。

早めに着いてしまったが、すぐ調整に入ってくれた。いつもなら英語のラジオが流れているのだが、今日はさすがにサッカー中継が流れていた。「君が代」とほぼ同時に診察台に横たわる。神妙な気持ちになるね。
「どうーですかぁ。はい噛んで。開けて。噛んで下さい・・・。ねぇ。いい感じよ。そろったね。右もちゃんと噛んでるし。」
でもMartyには気になることがあった。右上2番。なんとなく内側に入ってきてるような気がしていた。そこを聞いてみる。
「これでいいのよ。もともと2番の歯って、すこし入るのよ。これが出ちゃうとヘンになっちゃうし。」
ふーむ。なるほど。気にしなくていいんだ。あともう1つ右下3番と4番の間に隙間がでいている。ここも聞いてみた。
「ああ、ここね。そうね。この隙間が閉じて、右に寄ってくれたら丁度いいのよね。中心も少しずれてるし・・・。」
その後衛生士さんになんやら指示して先生は他の患者さんのところへ行ってしまった。
ワイヤーをはずし、歯を研磨。下は太いワイヤーになるようだ。隙間を埋めるためにゴムを使う。そのため、小さなフックが取り付けられた。ここにこのようにゴムをかける。そうこうしているうちに、調整終了。

フック装着   ゴムがかかる

小さいフックが付きました。

 

このようにゴムで調整

前歯   上顎

もう少しかな。

 

もう以前の歯並びを忘れかけています。

待合室にはテレビもある。もちろん、サッカー中継が流れていたわ。ちょっとだけ、ちょっとだけ見させてね。
今日はこのあと、父の日の買い物や友達の誕生日のプレゼントを選ばなければならなく、そのあと日本語教師の養成講座にも行かなければならなかった。前半戦だけ見て、立ち去った。

ハチ公前広場には、さっきよりも警察官が増え、護送車も増え、ピッピ、ピッピ笛を吹きながら交差点の整理にあたっていた。いとこが警察官なので、姿を探すが見つからず。その後はスムーズに学校へ行くことができた。そして学校で結果を聞き、ほっとした。しかし。実はこの日は新宿へ焼肉を食べに行くことにもなっていた。試合も終わったこの時間のほうがこわい。新宿へ着くと、あちらこちらでグループになった12番目の選手たちが「ニッポン、ニッポン」の声援を発している。ブルーのユニホームがすれ違うと、みんなハイタッチして喜びを分かち合う。「日本人全員が友達みてぇだぜ。」と言っていた彼の言葉の意味がよくわかった。焼肉は、講座を一緒に受講している台湾人のリンさんと、妹のErry。Erryなんて、今日、会社を半休し、先輩のアパートで試合観戦していたという。しかも酒付きで。少し出来上がっていた。
調整の話より、サッカーの話になってしまいました。調整は来月の12日。

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2002/ 7/12 連結ゴムへ

お昼に東急のデパチカのイートインコーナーで中華を食べる。「黒豚のトロトロ煮」とかなんとかいうもの。ほんと、トロトロでおいしかったのだが、Martyは食後のことを考えていなかった。この豚の角煮の類のもの、って、歯に思いっきり挟まってしまうのだ。矯正装置に引っかかるくらいならまだしも、歯と歯の隙間に入り込んでしまう。フロスなしでは取れないやっかいものだ。今日これから調整、とわかっていてやってしまった。歯ブラシは持っていたが、フロスはない。
なので、早めに歯科医に赴き、歯磨き&フロスをさせてもらった。トイレに色々おいてあるのよね。「シンプソン」に出てくる「リサ」の顔が書かれてあるフロスを使わせてもらった。フロスしてよかったぁ。角煮がでるわでるわ。前からフロスが引っかかって、毎回ヤスリ攻撃してもらっていたところが特に、ね。いまだそこはフロスが引っかかる。

ほどなく名前が呼ばれ、診察台へ。
「どうですかぁ〜?はい、噛んで。開いてください・・。前回の隙間、もう少しだねぇ。連結ゴムで締めましょう。」
そう先生は言い、となりの患者さんのとこへ。お隣さんはどうやら初めての人のようだ。ここは、毎回来るたびに新しい患者さんが相談にきている。大繁盛というとこですか。
上のワイヤーを外し、例の引っかかり部分・4番と5番の間をヤスリで削る。衛生士さんが根気よく削る。ガシガシ・・・ガシガシ・・・。ちょっと削ってはフロスを通して引っかかりをチェックする。1回に削れるのは限られている。というのは、削っているところというのは、歯の表面で、コンマ何ミリというところ。削りすぎるとエナメル質まで行ってしまうので、様子を見ながらやらなければならない。一ヵ月後には、削った箇所が自力で再石灰化する。だから少〜しずつになってしまう。
「毎回ちょっとずつでごめんなさいねぇ。でもどーしてもしっかり整えておきたいのよね。我慢してくださいな。」
先生がこう言う。なんだかうれしい。ここまでMartyの歯を気にしてくれているんだ、という気持ちになる。元はといえば、この引っかかりの原因はカナダでの治療で、先生の責任はまったくない。引継ぎ治療だし、ハッキリ言って他人がやった治療の尻拭いなわけで・・・。なのに、一生懸命見てくれる。とってもとってもありがたいです。削ったとことには虫歯予防のフッ素をつけてくれ、完璧だ。

下のワイヤーは交換せず、ゴムだけ換えた。前回までは小さなゴムを引っ掛けていたのだが、今回は連結ゴム。チェーンだね。これをつけ、全体的にピシッと締める。前歯一番の歯は、以前ブラケットを削ったため、ゴムがひっかけられない。そこにはちょっと細工が必要。衛生士さんが器用に細い針金を巻いて行く。噛んで当たらないか調べ、当たるとまた調節してくれた。

久しぶりに歯が締められ、鈍い痛みが走る!夕飯時、ナスのバター焼きが食べられなかった・・・。でも少し開いていた隙間が、次の日にはもうなくなっていた。痛いわけだわね。

前歯20020714   針金止め!

もうこれ以上、変化ないのかなぁ

 

下の前歯。細い針金が巻いてある

さ、また1ヶ月後です。

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2002/8/9 最後の調整?

みなさん、暑いですね。いかがおすごしですか?暑中お見舞い、申し上げます。
ヒートアイランド現象のど真ん中、渋谷。今日も元気に調整日。
サンダルのかかとの、ゴムの靴底が取れてしまった。そのためすべるは、カランカランと音は甲高いは、なんか憂鬱な気分。帰りに東急ハンズで靴底お直しセットを買わなくちゃ・・・。

いつものように診察台へあがる。衛生士さんが1つ1つブラケットをさわり、ぐらつきがないか確認する。ゴムをはずし、歯の表面を研磨する。ここまできて先生登場。
「こんにちはぁ〜。どうですか?あの上の4番・5番、フロスまだひっかかる?今日もやるけど。」
「ほとんど大丈夫です。」
そんな会話をしながらフロスを通して確認。左はもうだいたいOK。右はまだひっかかる。・・・かれこれ半年くらいこの「ヤスリ攻撃」は続いている。ホント、申し訳ないと思う。前にも書いたけど、このひっかかりはここの責任じゃないのに、一生懸命、すこしずづ、丁寧にひっかかりを治してくれている。
「でも、もう少しだね。せっかくここまできたんだし、完璧にしたいじゃない?」
うるうる。なんていい先生。
でも、Martにyはもうひとつ気になることがあった。それは前歯。左の前歯はキチンと噛んでいて、細いお蕎麦だって噛み切れる。でも、右の前歯はまだ噛んでいなくて、お蕎麦がスルスルと抜けてしまう。そのあたりを先生に聞いた。
「どれ、ちょっと見てみましょう。」
赤い紙を出し、その紙を噛む。噛んだらスッと引き抜く。何回か繰り返した。赤い紙にはスジがついていた。
「う〜ん、ちょぉ〜っとこれ、右のほう、ブラケットと噛んじゃってるねぇ。」
そう言いながら、鏡を渡してくれた。すると、左の前歯は上下とも歯に赤い点が残り、そこでかみ合っていることがわかる。しかし、右の前歯は、下はブラケットが赤くなっていた。ここは今まで何回もブラケットを削り、前歯が下のブラケットにあたらないように調節してきた場所だった。でもまだあたっていた。ぬぅ、しぶといヤツめ。
「もう少しブラケットを削りますね。・・・下の八重歯もあたってるのかなぁ。ここもちょ〜っと削ります・・・・・削るのではなくて、磨く程度です。なので大丈夫ですよ。」
そうして「水つきドリル」でブラケットを削る。ついでに八重歯も一瞬・・・さわった程度だった。
「どぉ?はい、噛んでみて・・・。開いてください。・・・・噛んで・・・。」
うん、さっきより前歯の感じが違う。何にもあたっていない。大丈夫そうだ。すると先生、突然、
「ねえ、もう隙間、ないね。中心線は・・・うん、あってる。大丈夫。そうね。きれい。じゃ、次回、ブラッケットをはずしましょう。」
「えっっっっ!!!!!ホントですか?」
「うん。ただし、隙間があったらダメだよ。だからあまり期待しないでね。でも、もしなかったらブラケット、取ります。」
わーい!!!とうとう、とうとう、とうとうこの日がやってくるんだぁぁぁぁぁ。
・・・思えば長い道のりだった・・。3年目に突入して、なんだかもう一生このまま行くんじゃねぇの?って思ったりした。。このまま一生いっちゃってもいいかな、なんて思ったりした。いや〜っ、感無量ってとこだね。早ければ、1ヶ月後にはツルツルの歯の写真を載せられるかもしれない。
でも、Martyの場合、ぬか喜びは多々ある。ま、あまり期待せずに(実はすんごく期待してる)1ヶ月をすごしましょう。

前歯右側   前歯中央   前歯左側

もしかしたら・・・・

 

これが最後の・・・・・

 

ブラケットの写真に・・・・・

上顎   下顎

なるかも・・・・・

 

しれません・・・・・。

「隙間を埋めるから、上下とも連結ゴムをかけます。」
そうして上下ともピシッっとゴムがかけられた。
「次回はもしかしたらブラケットを取る作業になりますので、2時間くらいみてください。」
「はいっ!」

次回の予約を入れ、カランカランとサンダルを響かせて東急ハンズへ向かった。

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2002/9/6  とにかく、見てくれっ!!!!

前歯右   前歯   前歯左
下顎   上顎

ごらんのとおり、ブラケット、外れました。このように、このように、なりました。これも皆様の暖かい励ましのおかげ。この日がいつかは来る、と思っていたけど、その日になってしまうと、なぜか心にポッカリ穴があいたような気持ちになる。もちろん、うれしい。うれしいんだけど、寂しくもあり・・・・。って、贅沢な余韻にひたっております。
でも、この段階でMartyの矯正はやっと半分。これからは後戻りしないように、「リテーナー」を使い、「保定」しなければならない。その辺も含めて、今日の調整日記へ。

(今日、はたしてブラケットが外れるんだろうか・・・・。隙間がなければ外すと言っていたけど、隙間はないよな・・・。でも噛み合せはどうかな・・・。)
こんなことをずっと考えながら歯科医へ向かう。今日は大雨。午後1番に到着した。そして名前が呼ばれ、診察台に横たわる。衛生士のお姉さんが、
「今日はブラケットが外れるかもしれないんですよね。どうですか?気になるところはないですか?」
と聞く。隙間はないけど、前歯の噛み合せが少し気になっていたので、そこだけチェックしてもらった。
「うん、大丈夫みたいよ。前歯ね。これ、ブラケットを取っちゃったほうがしっくりくるかも。取りましょう。」
そう先生がおっしゃったので、一言、
「お願いします。」
と言った。
衛生士さんがなんやら色々な器具を用意している。
「それでは外していきます。ちょっと音がなりますし、たぶん振動などで痛いと思います。でも少し我慢してくださいね。」そういうと、なにか専門の「ブラケット外し機−ペンチみたいなの」を出し、ブラケットにあてがい、「パチッ。パチッ。」と音をさせながら作業開始。最初、Martyはワイヤーをバチバチ切っていってるのかと思った。そのくらいの音だった。しかし、違っていた。ブラケットそのものを外していた。ゴムも、ワイヤーも、奥歯の王冠も、みんなそのままで「パチッ。パチッ。」と音を立てながら外していった。痛いかなと思って覚悟をしていたのだが、まったく痛みはなかった。
ブラケットがすべて外れると、奥歯の王冠をグイグイッと引っ張り、歯全体を覆っていた金属のすべてが、外れた。上下外れたところで、次に、ブラケットが付いていた接着剤を落とすことに。ガリガリこするとき、ここで痛いのかも・・・・、とまた覚悟をしていたのだが、痛みはなかった。ガリガリと振動は来るが、ただそれだけ。
「はい、ではゆすいでください。そのとき、舌で歯をさわって、ザラザラするところを教えてください。」
ブクブクする。舌で歯の表面を触る。・・・・・ない。ブラケットがない。このままでも十分にツルツルに感じる。すかさず鏡を見る。ない。何もない。こんなんだったっけ?Martyの歯。いや、このように歯が並んでいたわけではなかったから、初めて見る光景になるのだ。へぇ〜。ふ〜ん。ハッ。ざらつきを調べなきゃ。所々接着剤が残っている。舌で丹念にさわり、残っているところを教え、取ってもらう。しばらくそんな作業が続いた。

その次には歯の表面を磨くとのこと。2回磨く。始めは大きいブラシ?に歯磨き粉味の研磨剤をつけて。ゴリゴリ・・・・。意外と振動が大きく、脳みそにガクガク来る。その次はもう少し小さいブラシで何か付けて磨いていた。そのとき、衛生士さんが、
「これ・・・・。どうなってるんだろう。ちょっと先生に聞いてみないと・・・。」
こんな言葉を発した。どうやら、左の上の前歯のことらしい。ブラケットを外したあと、歯の表面が不自然だったらしい。Martyはすぐ察しがついた。というのは、カナダでMartyのわがままを言ったときの処置跡だった。前歯の歯の高さがあっていないことを告げ、ドクターが「レジン」を盛ってくれ、前歯の長さを同じにしてくれたことがあった。これはブラケットがついて1年くらい後にしてもらった治療だった。ブラケットを付けてから盛ったレジン。・・・・つまり、ブラケットを外したらどういう状態になっているか、想像できる?ブラケットがあったところだけ逆に穴があいているような、そんな不恰好になっていた。先生登場。Marty、説明。
「これぇ〜。ちょぉ〜っと変だよ。どおりでねぇ。ここ、接着剤を取ったら、盛ったレジンまで取れちゃうね。そしたらちょっとだけ、プラスチックを詰めてあげる。」
そういうと、すぐ治療にはいってくれた。あっという間に埋め終わり、何にもなかったかのような前歯になっていた。すげぇ。
その後、今度は歯石や汚れ、色素沈着部をきれいにするため、超音波でお掃除。水を出しながら「きゅいーん、きゅいーん。」と1つ1つをクリーニング。奥歯から犬歯へと移動してきた。そこまではよかった。前歯2番と1番に差し掛かったとき、とてつもない痛みが走った。「アグッ。がーっ。」なんじゃこの痛みは?神経を逆撫でされるような、歯にも性感帯があるのか、というような、おしっこちびりそうになる、そんな痛み。体が突っ張る。のけぞる。ヒーッ、やめてくれー。Martyは心で絶叫していた。でもその歯がすぎて、また奥歯のほうへ進むとまったく痛くない。
「この前歯って、知覚過敏になるんですよ。これ、誰でもなりますから心配しないでくださいね。」
Martyの苦悶の表情を読み取ってか、衛生士さんが言った。下の歯のクリーニングが終わり、今度は上。奥歯から前歯へ近づく。そして、前歯。「んがー。ううううっ。」悶絶。までは行かなかったけど、ひたすら我慢だった。そうしてその日の1番苦しい時が終わった。

まだまだ続く。今日は長い1日になる。
ある程度接着剤を落としたところで、今度は歯型取り。これは「リテーナー」を作るためのもの。そう、ここではブラケットを取ったその日に「リテーナー」を作ってくれ、帰りにはそのオーダーメイドの「リテーナー」を付けて帰ることが出来るのだ。後戻り防止のためにね。
上下の歯型をとる。さらに、もう一度、歯型を取る。今度は歯の模型を作るため。計2回、歯型を取った。その後、顔写真。デジカメで衛生士さんがパシャパシャ撮っていく。その後、レントゲン。矯正を始める前に取ったのと同じ手順で、顔正面と頭全体のレントゲンを撮った。さらに、尿検査もされた。
ここで一息。
「リテーナー」が出来上がるまで少々待つ。

しばらくして名前が呼ばれ、Martyの「リテーナー」が目の前にあった。リテーナー
透明の、きれいな「リテーナー」。そして説明を受ける。
「リテーナーは後も戻りを防ぐ大事な装置です。取り扱いにも注意してくださいね。時々なくされる方がいらっしゃるんですが、とんでもないこと。ティッシュには包まないでください。間違って捨てちゃったりしますから。必ずケースに入れてください。」
ここでMarty、リテーナーのケースをもらう。何色かあり、迷わず金運アップの黄色を選んだ。
「リテーナーは、お食事のときと、その後の歯磨きのとき以外はずっとつけててください。ちょっとくらい、と思っても、特にこの時期はすぐもとに戻っちゃいますから、気をつけてくださいね。スタバでコーヒーを、というときは、リテーナーをしたまま飲んだほうがいいですね。でも、おやつを食べる、とか基本的に歯磨きができないというときは、・・・・・・ホントは決まった時間に食べて、そのときだけリテーナーを取る、というふうにしたほうがいいんですけど・・。」
これって、意外と厳しい条件だった。もともとそんなに間食はしないMartyだが、友達とケーキでも、ということがしにくくなるってことだわね。でも健康にはいいかも。
「リテーナーも汚れます。ですからいわゆるポリデントみたいな、洗浄剤できれいに洗って使ってください。では、ご自分でちょっとリテーナーをはめてみてください。無理にはめずに、静かに、平行に押し上げてください。取るときも片方に力をいれずに、左右均等に力をかけて取ってくださいね。ではやってみてください。」
そういわれ、自分でやってみる。クイクイッ。パチン。うん。うん。遠くから見たらMartyがリテーナーをしていることすらわからないだろう。へぇ〜。おもしろい。

リテーナー装着   下顎リテーナー   上顎リテーナー

歯全体にモヤがかかったような、そんな感じ。ちょっとサ行とタ行が言いにくいが、ま、問題なさそうだ。
帰り際、この歯科医で扱っている「リテーナー洗浄剤」を購入し、1ヶ月後の予約を入れ、また大雨の中へ向かっていった。

その日の夕食。歯磨きのとき、なんとも言えぬ爽快感!歯ブラシでシャカシャカ・・・・。フロスでスキスキ・・・・。はぁ、なんて簡単なのぉ。楽ぅ〜。

さ、ちょっと比べてみよう。
2年と5ヶ月ほどのブラケット装着期間をへて得たこの歯並び。2年5ヶ月前の歯並び。このときはカナダにいたっけな・・・。

2000年3月
 
2002年9月
矯正前   矯正後
矯正前上顎   矯正後上顎

ひっでぇ〜。もう、何にも言うことないよね。もう、充分だ。
あとは後戻りしないように、いいつけを守り、定期検査に行くのみ。今度は1か月後。

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